湘南おやじの会

湘南おやじの会

  「湘南おやじの会」は、県立茅ヶ崎養護学校で知り合った父親の有志4名が集まり、障害児者を持つ父親が親睦を深め、積極的に地域と交流を図ろうとする団体として発足しました。社会経験を活かした父親の視点で、障害児者の支援をしていきたいと考えています。

障がいと生きる

ともに生きる 障がい者への差別や偏見をなくし、また障がいがあっても自立して普通の生活が送れるような社会をめざして私たちは活動しております。
 例えば、なぜか分からないが、我が家に障害児を授かった。子供の成長に合わせて、医療機関・教育関係・福祉施設などさまざまな関係機関と議論を交わした。母親は、日々直面している生活のことを考え、父親は、将来の親亡き後の子供の自立できる生活のことを考えた。障がいがあるがゆえに逆もあるが、順送りで行けば親は子供より先に死んでいく。
その後の生活は?と想像するに、かなり早い時期から社会で仕事をしながら自立させることを考えなければならない。が、しかし、まともに仕事が出来る環境はないのが現実。一般社会からの理解も乏しい。
 3.11以降、出来ることなら自宅の近くで仕事をしたいと言う想いは健常者・障がい者問わず感じているようだ。しかし、地域経済は疲弊し雇用は進まない。障がい者に限らず新卒者の就職率も低迷している時代である。なら、他力本願にならず、自分たちが進んで親亡き後の生活基盤を支えられる仕事場をつくらなければならない。生活圏である地域で仕事が出来る支援システム、実際の仕事場を作ることを父親が実践するべきと思う。親は自分の老後の生活を案ずる気持もあるだろう。子供のことだけが気がかりではないはずだ。だが、障害を持った子供たちの将来の道筋が作れて、初めて親の安心な老後が来るのです。
 「みんなで考えよう。子供の将来と自分の老後を」をテーマに「おやじの視点で障害児を支援する”湘南おやじの会”」を発足させました。



ともに生きる社会の実現

 障がいのある人をとりまく環境をよくするため ともに生きる社会の実現をめざし、神奈川県では「ともに生きる社会かながわ憲章」を定めています。私たちもまた市民・県民の目線からかながわ憲章の理念の普及啓発活動をおこなってまいります。

かながわ憲章


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